カウンセラーでなくてもカウンセリングはできる?



結論から言えば「できる」と思います。

今のところカウンセラーの国家資格はありません。(2013年9月現在)
そして、カウンセラーになる為に資格はいりません。
今日から「自分がカウンセラーである」と宣言すれば誰でもカウンセラーです。

但し、それではカウンセリングの能力もなく信頼も得られません。
そこで、各団体が発行するカウンセラーの資格を取りに行きます。

  ・「日本臨床心理士資格認定協会」認定の「臨床心理士」
  ・「日本産業カウンセラー協会」認定の「産業カウンセラー」
  ・その他、多数

数多くの団体が独自のカウンセラー資格を発行しています。
各団体の決めたルール・学習時間・試験などをクリアすることで取得できます。

さて、資格を取ったからと言って、良いカウンセリングができる訳ではありません。
数多くの実践経験を経て、カウンセリングのスキルを身に着け、初めて一人前のカウンセラーになります。

資格(ライセンス)に関しては、何のライセンスでも同様だと思います。
1つの例として、車のライセンスを取ったからといって、運転が最初から上手な人はいません。
数多くの実践経験をすることで、1人前になります。

ただ稀に、最初から運転の上手な人がいます。それは、経験を先に積んでいてライセンスを取った場合です。免許を取る以前から、カートレースなどをして来た人は、その部類に入るでしょう。

話をもどします。

カウンセラーも免許を取る以前から、カウンセラーの様な事をしてきた人がいます。
昔から人の相談や悩みを聴いてきた人です。
こういう人は学習をしなくても、人の悩みを聴く能力が既に身についています。

周囲の知人・友人を思い浮かべてみて下さい。「相談しやすい人」「つい話してしまう人」そんな人たちがいるはずです。その人たちはりっぱなカウンセラーです。
ですから、カウンセラーでなくとも、ある程度までのカウンセリングはできると思います。

自身の「こころの健康」を保つために、カウンセラー気質の友人・身内が周りにいれば、その人に相談するのは良い方法だと思います。
周りにいない人は、早めに「かかりつけのカウンセラー」を見つけましょう。

2013年9月

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