「会話」と「対話」の違い



「会話」と「対話」の違いを考えてみました。辞書によれば…

会話:二人または数人が、互いに話したり聞いたりして、共通の話を進めること。また、その話。「 -を交わす」

対話:双方向かい合って話をすること。また、その話。比喩的にも用いる。「 -しようと努める」

辞書の意味だけで考えると、向かい合って話せば対話なのでしょうか?
私が持っている認識とはだいぶ違っています。自分の感覚だと…

会話:日常で話す取り留めのない話。信頼関係がなくても取れるコミュニケーション。

対話:お互いを理解する為に、本音と本音の話し合いをする事。信頼関係を築く為のコミュニケーション。

私にとっての対話は真剣な話し合いです。「正しい」「間違っている」ではありません。
人にはその人の見方と感じ方があり。それはその人にとっては「正しい」(現実・実感)ことだと考えています。

お互いに譲ることなく自分の「正しい」を主張すれば、永遠にお互いを理解することはできないと思います。だからと言ってどちらかが折れてしまえば、それは納得の行かないまま相手に従うことになってしまいます。
対話は「勝者」と「敗者」を決めることが目的ではなくて、お互いの「本当の言い分」を聴いて、相手側からの「正しい」を理解することだと思っています。
その上でお互いが納得できる共存の答えが導き出されるのが理想的です。

対話は聴き合いと伝え合いの確認作業だと考えています。
お互いを理解する為に話し合いますが、理解し合えない結果に終わったとしても、それはそれで仕方のないことだとも思います。

2015年2月

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