本音をみつける



カウンセリングは、「自分の本音をみつける作業」とも捉えられます。

カウンセラーは、来談者が本音をみつけられる様にお手伝いをします。
その為には、カウンセラー自身が自分の本音をいつでも言語化できる様、深く内省した状態で話しを聴きます。

さて、本音とは一体なんでしょう…

ここで言う本音は、その人にとっての、その人だけの「真の言葉」です。
思い込みではない。世間の常識に囚われない。本当に自分が心の深いところで感じる純粋な気持ちです。
それは、時に非常識な「もの」であったり、予想外な「もの」であったりして、何が出てくるのかはわかりません。

ただ出てきた「もの」を評価や分析を加えずに、ありのままに受け入れます。
そして、ありのままに受け入れた「もの」の言い分を正確に言語化して行きます。

言語化をして口から発して、その言葉が自分にとって「真の言葉」かどうかを体の感覚で確かめます。
違和感があれば、何度でも言い直して「真の言葉」をみつけます。
何を話すのかではなくて、どの様に話すのか。が表現としては近いと思います。

これが本音をみつける作業につながり、この作業を出来る人がカウンセリングで効果のでる人だと考えられています。
専門用語だと「体験過程理論」と呼びます。

本音をみつけることは難しいのですが、やり方さえわかれば、誰にでも出来ます。
そして、1つ1つ丁寧に自分の本音を探して行くことが、自分らしさを見つけ、自分らしさを取り戻し、自分らしく生きて行くことに繋がると考えています。

2015年11月13日

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